さて今週は468・・・ゆめさぽより

平成30年を迎え、ゆめネットは増々利用者の皆様とスタッフが一緒に考え歩み、ご本人にとっての幸せとは何か?を追求し、ゆめネットに関わる皆さんの『幸せの創造』を目指し今年一年も進めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

そしてアート活動を通じご本人の幸せに繋がる様、本年も益々ゆめネットアートクラブ(通称『Art-motto(あっともっと)』)も精力的に活動を続けていきたいと思う次第であります。

 

少し昨年の振り返りをしつつ、これからのArt-motto(あっともっと)の所信表明を…。

昨年はアート活動6年目にして初めて、ゆめネットのアーティストたちの作品に値段をつけ販売をしました。アーティストたちにとっては、自分が生み出したものが目の前でお金に換わる所を直に感じる良い経験になったと思います。

 

しかしながらアート作品はpriceless。作家本人ではない自分が、見えないものに価値をつける行為のプレッシャーは半端ありません。そんじょそこらの拾ってきたものに値段をつけるのではなく、その人の生き様に。その人の生まれ持った才能に人生経験を加味し、周囲の人たちとの関わりで揉まれた自分自身の生き様から捻出された渾身のカタマリに、赤の他人の自分が値段をつけるのです。

 

写真①  写真②

 

時を遡る事今から17年ほど前、当時としてはまだ少ない障がい者芸術に対し先駆的に取り組んでいる長野県のとある施設にお邪魔して、数日住み込みで学ぶ機会を頂いたときの話。そこで、お世話になったスタッフが言った言葉が今の自分の根底にあります。

 

『ここにいる方たち(障がい者)はアーティスト。私たち(スタッフ)はプロデューサー。彼らはとてもいいモノを作るけど、売り方を知らない。彼らの作品を活かすも潰すも自分の腕にかかっている。見せ方一つで大きく変わるよ。』

非常にシンプルな話ですが、そこにはいろいろな意味が込められていると最近になって特に感じました。

 

アート活動を介し、ゆめネットのアーティストたちとスタッフの絆は少しずつ強まってきているでしょうか…。まだお互いの息はあっていないかもしれない…、でもいつか続けていくうちに、お互いが良き理解者となり、良きパートナーとなり人生に彩を添える存在となった時、初めてこのアート活動が役割を果たした時だと考えます。

お互いが良き理解者となる第一歩として、その人の持つ権利に思いを馳せる事を忘れてはいけません。知らないことを良しとせず、知らなかった事で失うモノがどれだけ大きいかを自分の身に置き換える必要があります。

 

アーティストにとって、目に見えずとも溢れ出る才能は財産です。

昨年はゆめネット顧問弁護士の先生にご助言頂き、『アート活動における作品の権利にかかる合意書』と『著作物の取り扱い規定』を作成しました。

 

写真③

 

しっかり権利擁護の観点から著作権についても学び、作家の皆様に理解できるようお伝えし、正しく契約を交わした上でアート活動が自立を担う大きな手段として確立する事。それがゆめネットアーティストのパートナーと自負する我々スタッフの役割でありたいと思います。

 

転んでも一緒に起き上ってゴールを目指す二人三脚のように…。

 

写真④

 カテゴリ:ゆめさぽ2018/01/24

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