2024.12
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ブログBlog
日本財団主催 就労支援フォーラムNIPPON2023に参加しました。
『はたらく』・・・皆さんは、はたらくについて一生の時間でどれくらい考えた事がありますか?
お金があれば働かなくていいの?
仕事におけるやりがいって?
(就労継続支援)B型は、経済活動?それとも居場所?
福祉的活動とビジネスのジレンマにさいなまれ、悩んで身動き取れない事業所がなんと多い事か。
かく言う自分もその一人。そんな迷える者たちの大反省会と称して、今年の就労支援フォーラムの幕が開きました。
全国から集う事業所の方々の実践事例はとても興味深く聴き入ってしまいます。
特に失敗談や、今に行きつくまでに通ってきた苦難の道のりの話は、自分たちが経験してきたものとどこかシンクロする事もあり、それでも今一定の評価を得て、なによりそこに集う人たちがあたりまえのように生活の一部として『はたらく』を取り入れ、活き活きと躍動している話を伺うと、我々だってやればできるはず!…と踏み出す勇気をもらえます。
この2日間『はたらく』についてより深く考える機会(考える時間に至っては正確に言うとこの業界に携わってからなので約20年)は頂きましたが、自分の中での理解を言語化しようとまだ頭の中でグルグル整理中です。
100人100通りの『はたらく(はたらかない)』についての大義名分があるだろうし、個人視点での『はたらく』に着目すると、置かれた環境や成功や失敗の基準が人それぞれで違うとのでこれからもずっと悩み続ける自信があります。
社会の位置づけの視点で『はたらく』に着目すると、『はたらく』ための仕事は人や世の中に必要とされるから金銭的でも非金銭的としても仕事として成立するものであり、無理やりひねり出す仕事は仕事ではないというのが、今の自分の中での考え。
その上で我々の使命は、少しでも多くの人たちの《いい人生だったなぁ》に繋げる活動をおこなう事であり、《いい人生だったなぁ》を達成する手段の一つが『はたらく』事ではないかと…。
なんだかんだ言っておりますが、様々ディスカッションに参加してこれだけは共通言語として出てきたワードがあります。
トライandエラー まずはやってみて考える。
走りながら軌道修正していく。どのパートでも、何か現状を変える為のマインドとして外せないものとして語られていました。
考えすぎて、やらない理由がやるべき理由を上回ってしまい、はじめの一歩が踏み出せず時間だけが過ぎていくのは、実体験としてもあるあるです。
これは事を進めるにおいて何事にも言える事ですが、動かなければ何の進展も後退も無いまま衰退あるのみ。
動けばプラス、たとえマイナスあれど、プラスに転じる為の布石として決して無駄にならずプラスとして考える。
頭ではわかっているはずなのに、いつの間にか忘れてしまいますが、就労支援フォーラムではその気持ちに火を灯してくれます。
就労支援フォーラムで得た学びを活かし、皆様の《いい人生だったなぁ》に寄与できる『はたらく』を生み出したいと思います。
今回は名古屋市中川区、社会福祉法人ゆめネット【事務局】よりブログをお送りしました!
引き続き、ゆめネットのブログを楽しみにしてください!!
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