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さて今週は526・・・事務局(Art-motto(あっともっと))より

あいちアールブリュットネットワーク主催 『生きるよろこび展㏌おかだちく』を終えて

 

 

この度ご縁がありまして、あいちアールブリュットネットワークセンタ―様(Aichi Artbrut Network Center以下AANCと記載および敬称略)主催の『生きるよろこび展㏌おかだ地区』のアート作品展示(開催期間:11/17(土)、18(日)、23(金祝)、24(土)、25(日))にゆめネットとして参加しました。
また、自分自身が実行委員の一人として関わらせて頂き、少しでも深く携われたことも非常にかけがえのない経験と、障がい者の方々のアートの魅力に魅せられた同志たちとの繋がりが持てた事は、生きてきた中で中々持ちえない非常に大きな宝となりました。

 

AANCとの出会いは今年の夏。ゆめネットがアート活動に携わって頂ける講師を探していたところ、AANCが我々のような福祉事業所で障がい者の芸術文化活動のサポートをおこなう方への支援(権利擁護・相談、人材育成のための研修、ネットワークづくり、展示会の開催、調査・発掘、情報収集・発信)を役割とした、芸術振興や、地域振興につなげる事を目的とした活動をおこなっていると知って、すかさずご連絡をしたことがきっかけでした。

人材確保に快くお力添え頂き、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
そんな折AANCご担当の伊藤さんが、ご挨拶にとわざわざゆめネットにお越しいただき、ゆめネットの仲間たちのアート作品を観て頂いた事が今回の『生きるよろこび展㏌おかだちく』の参加のきっかけです。

 

伊藤さんの「これ!面白いじゃん‼」

 

これです!この一言、芸術創造にわずかながらも携わっている身としましては、この上ない称賛の一言です。(評価されてるのは自分が生み出した作品じゃないんですけどね(笑))。
話はトントン拍子に進んで、伊藤さんから今回の『生きるよろこび展㏌おかだちく』のイベントの主旨を伺い、ますます作品を出すだけではなく、少しでも深く関わってみたい気持ちになりました。
このイベントはゆめネットだけでなく、芸術活動を精力的に行っている愛知県内の福祉事業所の方々も大勢参加され、稀にみる見ごたえのある展覧会となりました。
また今回のイベントの特徴としては、知多市岡田という「知多木綿」の特産地であり、
風情溢れる旧家や歴史的建造物が立ち並ぶ由緒ある岡田地区で開催できたことです。

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レトロ感の中に一般の常識にとらわれない色彩溢れる作品やダンスパフォーマンスの融合は、街並みそのものが一つの前衛芸術であるかのような錯覚にもとらわれました。
また訪れるお客様に対して各所に点在するアート展示会場を含め、地域のボランティアさんが語り部となって岡田地区にまつわる歴史的エピソードをお聞かせいただいたり、岡田小学校の子供たちが元気に街を案内をしてくれる姿は、おもてなしをする側もおもてなしをされる側も、みんな活き活きした表情で、正にこの企画のテーマ「生きるよろこび」を体現してくれていました。

 

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そして、ゆめネットアーティストの皆様にとっても、大勢の方から評価を受け認められたことは、大きな自信に繋がり、今後の活動を続けていくにも明るい兆しが見えました。
ゆめネット関係者の皆様にも大勢の方に足を運んで頂きました。本当に嬉しい限りです。
この場をお借りして、今回の『生きるよろこび展』にお越しいただいた皆様に厚く感謝申し上げます。

また、これからますます、皆様の心を揺さぶるようなアート作品や活動をお届けしたいと思いますので、何卒応援の程、宜しくお願い申し上げます。

 

 

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※あいちアールブリュットネットワークセンター(Aichi Artbrut Network Center)

http://aanc.jp/

 カテゴリ:その他2018/11/27

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